ポスティング利用シーンと業種
ポスティングの利用シーン
ポスティングのニーズが高まっている要因として、新聞折込チラシの販促効果が落ちていることが挙げられます。若年層や単身世帯の新聞購読者数は年々減っており、その層に対しては折込チラシの反響がないため、ポスティングを検討したいという店舗や企業が増えています。
また、ポスティングには、地域情報誌などのフリーペーパーにチラシを挟み込むポスティングもありますが、「他のチラシも入っており、フリーペーパーだけが注目され、目に留まりにくい」、「フリーペーパーを開かずにそのまま捨てられることがあり、目に触れない」「同業者も露出していて比較されてしまう」、「配布時期も限られてしまう」などもあり、思ったより反響が伸びず悩まれたお客様が、ご相談に来られることが多くなりました。
単独のポスティングが効果を上げている重要なポイントとして、何かに挟まれずチラシ単体が入っていることが挙げられます。他の折込チラシと違い目に留まりやすく、ターゲットにダイレクトに訴求できる。これがポスティングの最大のメリットです。
住宅メーカーの利用例
媒体 | ポスティング | 新聞折込 2紙 |
---|---|---|
エリア | 砺波・南砺・小矢部 | |
配布先 | ファミリーアパート | 購読者 |
枚数 | 4,250枚 | 46,000枚 |
反響数 | 4件 | 5件 |
印刷単価 | 1.60円 | 1.60円 |
販促単価 | 14.00円 | 3.10円 |
合計費用 | 66,300円 | 216,200円 |
反響1件あたりの費用 | 16,575円 | 43,240円 |
利用されている業種
ポスティングが利用されている業種や活用シーンとしては、地域の方々に足を運んでいただきたいフェアや開店告知、イベント開催などなど、多岐にわたっています。
具体的には、以下のようなものかあります。
・住宅メーカーの内見会・見学会の開催
・住宅メーカーの家づくり勉強会
・美容院の期間限定キャンペーン
・飲食店の新メニュー、フェアの開催
・マッサージ、エステ、リラクゼーション店舗の開店やフェアの開催
・各種の塾・教室の生徒募集
・温浴施設の季節イベント開催
・保険の紹介店舗の告知
・不動産業の土地・建物の売買情報
・介護施設のスタッフ募集
・ホテル、飲食店のオープニングスタッフ募集
・製造業、建設業の社員募集
・地域情報誌(フリーペーパー)の配布
他、さまざまな業種が利用しています。
成果などのご利用状況
富山ポスティングサービスは、成果を出していただくことが目的です。結果については、必ず全てのお客様にお聞きして今後の戦略のお役に立てるよう分析しています。ご希望のお客様には、解析や費用対効果なども、無料で算出しています。(費用対効果算出をご希望の方には、原価率など前提となる数字をいくつかお聞きします。)
ポスティング成果の実例
内容 | 配布枚数 | 回収枚数 | 反応率 | |
工務店 | オープンハウス | 1,300枚 | 13名 | 0.7% |
ラーメン店 | 割引クーポン | 4,800枚 | 346枚 | 7.2% |
温浴施設 | 入館割引券 | 10,000枚 | 784枚 | 7.84% |
費用対効果の算出
広告・販促条件 | |
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場所 | 住宅街にあるラーメン店 |
客単価 | 900円 |
原価率 | 30 % |
1組あたりの平均人数 | 2人 |
販促内容 | |
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ポスティング枚数 | 5,000枚実施 |
反応数 | ポスティングのクーポンを持ってきた方が250組 |
販促費用 | 7万円(チラシデザイン、印刷、ポスティング含む) |
クーポン | ラーメン1杯 100円引き |
結果 | |
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集客成果 | 500人 (クーポン持参の来店250組 × 1組2人) |
売上成績 | 450,000円 = 500人(集客成果)× 客単価900円 |
粗利成果 | 315,000円 = 450,000円(売上成果)× 粗利70%(売上から原価を引いたもの) |
残るお金 | 195,000円 = 315,000(粗利成果)− 7万円(販促費用) ー 5万円(クーポン値引き 500人 × 100円) |
最後の残るお金はほぼお店の営業利益となります。なぜなら、この販促をしてもしなくても固定費(人件費・家賃・その他)は一定であり、販促をするからといって、上記費用以外の出費が増えることはほぼありません(※若干ガス代は増えますが少額です)。よって、純粋にお店に20万円近くの現金が残ることになります。